子供の矯正はいつから始めるべき?年齢ごとの治療効果と小児矯正のタイミング
小児矯正はいつから始めるのがベスト?
こんにちは
小児矯正専門クリニックのKonohaこどもの歯ならびクリニック学研都市です。
お子さまの歯並びが気になり、
いつ矯正治療を始めるべきか悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
こどもの矯正治療とはどういったことをするのでしょうか。
大人との違いとは?
そもそも、早くから始める必要があるのか。。。
子供のうちから矯正治療するということは、
これから生えてくる永久歯がきちんと生えてくるように、環境を整えておくことなのです。
歯列を広げ、大人の歯が生えてくる土台となるあごの骨をキレイなアーチ型を作るのは、
骨が育つ子供のうちしかできないこと。
つまり、小児矯正は大人になってもとても重要なことなのです。
また、小児矯正は、ただ歯並びを美しく整えるだけではありません。
・口腔機能の正常な発育
をサポートし、将来の健康を守るためにも、『小児矯正』は重要視されています。
今回は、小児矯正を始める適切なタイミングと、その重要性についてお話していきます☺️
小児矯正を始める時期について、目安は?
小児矯正の開始時期は、こどもの成長度合いに応じて異なりますが、多くの歯科医師が推奨するタイミングは、5歳~8歳です。
では、なぜこの時期を推奨しているかというと、
・乳歯が永久歯に生え変わる時期であるということ
・顎がぐんぐん成長していること
などが挙げられます。
つまり、歯や顎の位置を自然に調整しやすい時期だからです。
もちろん成長によって個人の差があります。
当院では、小学生高学年や中学生のお子様も治療に通っている方がたくさんいますので、あくまでも一般的な推奨です😊
お子様の歯並びについて、以下の点が気になるのであれば、いつ矯正治療を始めてもいいと思いますので
注意すべきポイントとしてぜひ抑えておいてください☝️✨
小児矯正をはじめるタイミング
• 出っ歯や受け口
前歯の噛み合わせが大きくずれている場合…早めの治療が推奨されます。
• 歯が重なっている、歯と歯の間に隙間がない
歯が密集していたり、または大きな隙間がある場合は、顎の成長に問題がある可能性が考えられます。
• 口呼吸 (お口が開いている)
口で呼吸する習慣があると、歯並びや顔の発育に影響を与えることがあります。
その他にも色々ありますので、もし少しでも気になることがあれば一度ご相談に来られてくださいね。
Konohaこどもの歯ならびクリニックで小児矯正を始めた年齢ランキング
小児矯正を始める適切な年齢は、その子どもの成長や歯並びの状況によって異なりますが、
一般的に矯正を開始する時期には一定の傾向があります。
今回は、大まかに年齢別に矯正治療を始めたタイミングのランキングを簡単にご紹介します😌
1. 5~8歳:最も一般的な開始時期
この時期は乳歯から永久歯への生え変わりが進み、顎骨の成長が最も伸びる時期です。
そのため、小児矯正を始めるお子様が多数いらっしゃいます。
早くから歯のスペース不足や噛み合わせの問題が見つかると、早期治療が有効です。
顎の発育を促し、歯が正しい位置に並びやすくなるため、多くの矯正専門医がこの年齢を推奨しています。
2. 9~12歳:永久歯が揃う時期
9~12歳では、ほとんどの乳歯が抜けて永久歯が生え揃い始めています。
この時期は、大人の歯が生えてきているので、噛み合わせや歯の位置を正確に調整しやすく、特に奥歯や前歯の矯正が進められます。
早期治療に比べても、効果的な治療が期待できるので始められるお子さんが多い印象です。
3. 13歳以上:中高生の矯正開始時期
13歳以上でも矯正治療を始める子はいます。
ただ成長期がほぼ終了しているため、顎の成長を利用した治療が若干難しくなります。
しかし、歯そのものの移動や噛み合わせの改善には十分な効果があります。
中学生や高校生になると、見た目の改善を気にする子ども本人が多くなり、治療を始めるケースがあります。
参照記事
>>小児矯正👑やってよかった理由【トップ5】 満足度の声
早期治療のメリット
本当に子供が小さな内から矯正をはじめても大丈夫なのかと言いますと、
小児矯正を早期に始めることで、メリットが得られますので下記にて解説します。
・顎の骨の成長をコントロールできる
こどもの成長期は、顎の骨が柔軟なため、自然な発育を育てやすいです。
成長段階だからこそ、痛みや負担を軽くして、歯並びを改善することができます。
特に、その子の顎が狭い場合は、早めに顎を広げる治療を行うことで、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保することができます。
・将来の大掛かりな治療を回避できる
小児矯正を早めに始めることで、永久歯が正しく並ぶための基盤を作ることができます。
その結果、将来的にワイヤー矯正や抜歯を避けることができるケースがとても多くなります。
成長期に適切な治療を行うことで、より自然な形で歯並びを改善できます。
・口腔機能の向上
実は、歯並びだけでなく、
・呼吸
・噛み合わせ
・舌の使い方
などの口腔機能も改善されるため、全身の健康に良い影響を与えます。
特に口呼吸や舌の位置の改善は、睡眠の質や姿勢にも関わるため、成長期に正しい習慣を身につけることで、顔つきも変わり健康的な成長を促せます。
参照記事
>>お子さん、鼻呼吸をしていますか?鼻呼吸のメリットと子供と歯並びの影響について
見逃しがちな成長期のタイミング…
矯正治療は、全員が早ければ早いほどいいというわけではありませんが、顎や歯の成長が進む成長期を見逃すと、大きくなってから治療をはじめると
・時間
・コスト
・痛み
がかかる場合が多くあります😢
12歳を過ぎると、永久歯が生え揃い、骨の成長が緩やかになり始めるため、早期治療の効果が得られにくくなることもあります。
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矯正開始の判断は、小児矯正歯科専門医に相談を✨
お子さまが矯正治療を必要としているかどうか、親だけで判断するのは難しいかもしれません。
お子さまの成長具合や口腔状態を正確に把握するためには、矯正専門の歯科医師に相談してみてください。
歯並びや顎の状態をチェックし、最適なタイミングで治療を開始することで、より良い結果が期待できます。
お子さまの歯並びに関する問題は、早めに対応することで多くのメリットが得られます。
お子さまの健やかな成長をサポートするために、今が最適なタイミングかどうか、ぜひ一度ご相談ください。
Konohaこどもの歯ならびクリニック学研都市で、小児矯正相談は無料で行っています✨
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