「BPAフリー」ってなに??環境と健康を守るために今すぐできる簡単な選択
こんにちは🍂
Konohaこどもの歯ならびクリニック学研都市です🙂
今回、少し長くなります💦 興味のある方はぜひ!
⬇今回こちらを参照してまとめていますので、さらに詳しく見たい方はどうぞ⬇
厚生労働省 ビスフェノールAについてのQ&A(クリックするとページに飛べます)
「BPAフリー」
言葉通り BPA を フリー にしましょうという意味です。
BPA(=ビスフェノールA)とは、主にポリカーボネート、エポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使用される、
化学物質のなまえです。
ポリカーボネートは、主に電気機器、OA機器、自動車・機械部品等の用途に用いられています。
また、これらの用途に比べると使用量は少ないですが、一部の食器・容器等にも使用されています。
エポキシ樹脂は、主に金属の防蝕塗装、電気・電子部品、土木・接着材などの用途に用いられています。
ビスフェノールAが体内に取り込まれる主な経路の一つに、食事を通しての摂取があります。
その原因としては、ポリカーボネート製の食器・容器等からビスフェノールAが飲食物に移行するケースや、
食品缶詰または飲料缶内面のエポキシ樹脂による防蝕塗装が施された部分からビスフェノールAが飲食物に移行するケースなどが挙げられます。
しかし、国内で製造されるこれらの食品用の器具・容器包装については、早くから代替品への切り替えや、
技術改良などの事業者の自主的な取組がされてきていますので、飲食を通じて摂取する可能性のあるビスフェノールAは極めて微量です。
また、国内で販売されているほ乳びんについても、ポリカーボネート以外の材質(ガラス製など)のものが中心です。
では、なぜ”フリーに”と言われているの?
動物の胎児や子供が、従来の毒性試験により有害な影響がないとされた量に比べて、極めて低用量のビスフェノールAの曝露※を受けると、神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発等が認められているという報告がされ、
我が国においても、こうした低用量のビスフェノールAの内分泌系への影響に関しては以前より厚生労働科学研究などで研究を進めているところですが、
最近の研究成果として、ビスフェノールAを妊娠動物に経口摂取させると、これまでの報告よりもさらに低い用量から当該動物の子供に性周期異常等の遅発性影響がみられたことが報告されています。
これらの動物実験が科学的に確かなものかどうか、ヒトにも起こりうるのかどうかについては、国際的にも議論があり、未だに不明な点も多く、各国で調査が進められているところです。
胎児や乳幼児では、体内に取り込まれたビスフェノールAを無毒化する代謝能力が大人に比べて低いと予想されること、また、中枢神経系、内分泌系及び免疫系の細胞や器官が発達途上のため、微量の曝露※でも影響が残る可能性があることも指摘されています。
(※曝露 - 化学物質に体がさらされること。)
現在のところ、ひとに対する影響は明らかになってはいませんが、気をつけられることとしては
授乳期中の工夫として、
★他の材質(ガラス製など)のほ乳びんを使用することも選択肢のひとつ
★ポリカーボネート製のほ乳瓶をお持ちの方は、製品の取扱説明書に記載されている使用上の注意、
例えば、過度の加熱を避けること、経年の使用で表面に細かい傷がついていたり、白濁したものは新しいものに取り替え るようにすることなどをきちんと守って使用する
成人の場合、
★ビスフェノールAの主要な曝露源としては、缶詰が指摘されています。妊娠されている方がこのような缶詰食品を多く摂取することにより、胎児がビスフェノールAに曝露する可能性があります。
★具体的には、偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切です。
最後まで、お読みいただいた方ありがとうございます🙇
既にご存じの方も多くおられたとは思いますが、少しでもみなさんの興味➔行動のきっかけになれると嬉しいです♫
【厚生労働省 ビスフェノールAについてのQ&A より一部抜粋】
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