😌歯ならびと自己肯定感ー子どもの安心を育てるには
— 噛める・話せる・笑えることが、自己肯定感を育てる —
こんにちは。Konohaこどもの歯ならびクリニックです。
今回は「歯ならび」と「自信」。
一見、関係のないかな?と思えるこの2つを小児矯正専門から見てお話しします。
子どもの歯並びは、心理学・発達生理学の視点から見ると、
噛む力や口の動きは“心の発達”と深く関係していることがわかっています。
🦷 1. 噛むことは「安心」をつくる行為
人は噛むことでリズミカルな刺激を脳に送り、
自律神経のバランスを整えています。
しっかり噛む子は、リラックスをつかさどる「副交感神経」が優位になりやすく、
その結果、情緒の安定や集中力の持続につながると報告されています。
特に“安定して噛めるかみ合わせ”は、
「自分の体をコントロールできる」という感覚を支えます。
これは心理学的に“自己効力感(self-efficacy)”と呼ばれる感情で、
自信の根っこをつくる大切な要素です。
🧠 2. 口の動きは、脳の発達と連動している
脳の中で、口・舌・顎の運動を司る部分(運動野・感覚野)は、
“手”と並んで非常に広い面積を占めています。
つまり、「口を使うこと=脳を使うこと」。
噛む、話す、表情を作るといった行為が、
脳の神経回路を発達させ、感情表現やコミュニケーション力の基礎を育てます。
特に、表情筋をしっかり使って笑うことは、
脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやオキシトシンの分泌を促します。
これが、心の安定と他者との信頼関係をつくる鍵。
だから、笑顔を隠すことは“神経的にも”自信を削ぐ行為なのです。
😊 3. 「笑える」という体験が、自己肯定感を育てる
矯正治療で最も多い変化のひとつが、
「口を開けて笑えるようになった」という声です。
単に歯並びが整ったということではなく、
「人前で表情を出すことが怖くなくなった」という変化。
心理学的には、人が“安心して笑う”ためには、
「自分の表情を受け入れてもらえる」という感覚が必要です。
つまり、口もとを気にせず笑えるということは、
自分の存在をそのまま肯定できるようになるということ。
マイオブレースの小児矯正では見た目を整えること以上に、
“自然に笑える表情筋の使い方”を育てることを大切にしています。
🌱 4. 歯ならびが整うと、心が整う理由
成長期の子どもにとって、
「噛む」「話す」「笑う」は、社会性と密接に関わるスキルです。
▶️よく噛める → 食事の満足感・脳の覚醒度が高まる
▶️話しやすい → コミュニケーションへの積極性が上がる
▶️笑いやすい → 周囲との関係性が良くなる
これらが組み合わさることで、
“自分は人と関われる”という確信が育ちます。
つまり、歯ならびを整えるというのは、
社会性を育てるサポートでもあるのです。
💬 5. Konohaこどもの歯ならびクリニックが考える
「矯正=自分を好きになる練習」
マイオブレース矯正の目的は、
“歯を動かすこと”ではなく“発達を整えること”。
呼吸・筋肉・姿勢を整えることによって、
自然と噛みやすく、話しやすく、笑いやすい状態へ導きます。
その過程で子どもたちは、
「自分の体を使いこなせる感覚」を身につけ、
それが結果的に“自分を信じられる力”につながっていく。
矯正は、「外見を変える医療」ではなく、
“自己肯定感を育てる教育”でもあるのです。
✨ 結論:歯を整えることは、心の構造を整えること
歯ならびの改善は、見た目の美しさだけでなく、
噛む力、表情、そして自己表現の基礎を育てる行為です。
きれいに並んだ歯は、
「私は笑っていい」という安心の象徴。
それが、自信となり、勇気となり、
子どもたちの未来の“顔つき”を決めていきます。
📍 Konohaこどもの歯ならびクリニック
〜成長期にこそできる「心を育てる矯正」〜
噛む・笑う・話すを通して、自信を育てるサポートをしています。
もし子どもの歯ならびで気になる方は
どうぞLINEやお電話からお気軽にご相談ください☺️
▪️福岡市の小児矯正専門クリニック(マウスピースと口筋トレーニング)
🗺️GoogleMaps:Konohaこどもの歯ならびクリニック学研都市
☎️092ー407−3900(水金土日)
福岡県福岡市西区周船寺3ー25−18ー1F
🚃JR九州筑肥線・九大学研都市駅から徒歩10分
🚗無料駐車場あり(5台)