🪑姿勢が先か、歯ならびが先か?
〜子どもの成長に深く関わる“体と口”の関係〜
こんにちは。Konohaこどもの歯ならびクリニックです🌿
今回は保護者の方からよくいただくご質問、
「姿勢が悪いから歯並びが乱れるの? それとも歯並びが悪いから姿勢が崩れるの?」
という“ニワトリが先か、卵が先か”問題にお答えします!
🔄結論:「どちらが先」ではなく、影響し合っています
実は、姿勢と歯ならびは“どちらが原因・結果”という単純な関係ではありません。
互いに影響し合い、悪循環にも、好循環にもなり得るのです。
では、どういうメカニズムでつながっているのでしょうか?
🦷【歯ならび→姿勢】に影響する例
歯ならびやかみ合わせが悪いと…
✅上下の歯がうまく噛み合わない
✅顎を無意識にズラして噛むクセがつく
✅首や肩の筋肉に左右差が生じる
✅バランスを取ろうとして猫背・側弯気味に
という流れで、歯並びのズレが姿勢のズレを引き起こすことがあります。
特に左右非対称のかみ合わせ(交叉咬合・偏位咬合など)は、体全体のゆがみにも直結します。
歯ならびの崩れが姿勢にも影響する証拠も
歯並びを直すと姿勢が改善する可能性
9~12歳の混合歯列期の子ども 60名を対象にした4年間の治療研究では、
機能的装置による矯正治療後、頭の位置や頸椎(C0–C1関節)の角度
足裏の支持バランスなどの姿勢評価指標が改善したことが確認されています。
また、14歳以下の子どもにおいても、
歯ならび(不正咬合)と歩行・バランスのパラメータに関連がある
という報告もあります(足裏の重心位置や歩幅、歩行周期など)
🪑【姿勢→歯ならび】に影響する例とは
姿勢が悪いことで…
▶舌の位置が下がる(正しいポジションは上あご)
▶口が開きっぱなしになる(口呼吸習慣)
▶顎の成長方向が変わる(縦長に、後ろに…)
▶結果として歯が並ぶスペースが足りなくなる
ことがわかっています。
つまり、姿勢の崩れが“あごの発育不良”を招き、歯並びに影響するというケースも非常に多いのです。
👃“姿勢の崩れ”の裏にある、呼吸の問題
姿勢が悪い子の多くは、口呼吸・浅い呼吸が習慣化しています。
▶猫背になると胸が圧迫されて呼吸が浅くなる
▶舌が下がると、気道も狭くなる
▶口が常に開いている状態に
▶鼻呼吸ができず、さらに姿勢が悪化…
このような負のループが、体の成長にも大きな影響を与えているのです。
🌱つまり大切なのは「全体を見る」
姿勢が悪いから歯ならびが崩れた。
歯ならびが悪いから姿勢が崩れた。
このどちらか一方ではなく、
“全身のバランス”と“お口の機能”をセットで見ることが大切です。
Konohaこどもの歯ならびクリニックでは、
1.顎の成長
2.舌の位置
3.呼吸の仕方
4.姿勢のクセ
まで含めてトータルにチェックし、“育てる矯正”を行っています🪥
🧑⚕️歯並びの「見た目」よりもっと大事なこと
「姿勢が悪いな」
「口が開きっぱなしだな」
「最近、歯並びも気になってきた」
そんな“ちょっとした気づき”は、子どもからのSOSサインかもしれません。
どこから始めるかよりも、気づいた“今”から始めることが大切です。
📩まずはお気軽に無料相談へ
「姿勢も気になるけど、どこに相談すればいいの?」
「歯並びのことだけじゃなく、全体を見てもらいたい」
そんなお声にお応えできるよう、Konohaこどもの歯ならびクリニックでは
姿勢・口呼吸・あごの発達などを含めた矯正相談を行っています。
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