🦷「歯並びがいい人」は、昔は“モテなかった”!?
~時代とともに変わる“美しさ”のカタチ~
こんにちは、Konohaこどもの歯ならびクリニックです🌿
今日は【歯にまつわる歴史トリビア】をご紹介します!
実は昔の日本では、「白い歯」が不人気だった時代があるんです…!
🦷江戸時代の“モテの象徴”は「黒い歯」!?
江戸時代、既婚女性や大人の女性が歯を真っ黒に染める「お歯黒(おはぐろ)」という習慣がありました。
🦷お歯黒ってなに?
お歯黒とは、日本の古代から明治時代初期にかけて広く行われていた風習で、
歯を黒く染める習慣のことを指します。
特に平安時代~江戸時代にかけては、
既婚女性や成人女性、また一部の貴族・武士階級の男性にもこの習慣が広まりました。
🧪なにで染めていたの?
お歯黒に使われていたのは、「鉄と酢酸(五倍子・ふし)」を反応させた液体です。
この液体は歯の表面を黒くするだけでなく、鉄分によって歯をコーティングし、虫歯予防の効果もありました。
つまり、「装飾的な意味」と「健康的な機能」を兼ね備えていたのです。
📜お歯黒はなぜ行われたのか?
理由は時代や身分によってさまざまですが、
お歯黒は単なる装飾ではなく、
- 結婚した女性であることの証
- 忠誠や美徳のしるし
- 歯を黒くすることで虫歯予防にもなる(実際、鉄分が歯を保護した)
など、文化的にも医学的にも意味がある習慣だったんです。
☠️「白い歯=死体?」という価値観
当時の日本では、「真っ白な歯」は“不気味”“不吉”とされていました。
その理由のひとつが、「死者の顔は口を閉じ、歯が白く見える」ためだとか…。
つまり、あえて歯を黒く染めることで“生きている証”を示していたとも言われています。
🤍白い歯=美しい、は“現代的な価値観”
現代では、「白い歯=健康的・美しい・清潔感がある」という価値観が一般的です。
ですがこれは、近代以降、特に欧米文化の影響を大きく受けたもの。
明治時代に入り西洋化が進むと、お歯黒は“前時代的”なものとされ、急速に姿を消していきました。
🪥時代は変わり…「白くてキレイな歯」がステータスに!
現代では、「歯が白い=健康的」「歯並びが良い=知的・清潔感がある」と認識されるようになってからは
SNSや写真、動画文化の発展とともに
「笑顔の第一印象=歯並び・口元」で決まることも増えました。
欧米的な“スマイル美学”が日本にも根付いてきたのです。
🌿歯並びは“美”だけじゃない、健康と心のバロメーター
「見た目の歯並び」だけでなく、
・呼吸のしやすさ
・噛む力
・集中力
・自信を持って笑えるかどうか
など、歯並びは全身の発育や心の健康にも深く関わっています。
そして、現代の子どもたちは――
「整った歯並び=自分らしく生きる力の一部」でもあるのです。
🪥歯に対する意識の“進化”と“転換”
日本人の歯に対する意識は、「儀礼」「身分」「美意識」から、
今は「健康」「機能性」「印象」に重きが置かれるようになっています。
中でも、近年とくに注目されているのが――
子どもの歯並び・あごの発達・口呼吸の問題。
「見た目の美しさ」だけでなく、
機能的な健康=正しい呼吸・嚥下・姿勢の基盤としての歯並びの重要性が強調されてきています。
🧑⚕️歯科医院の役割も、昔と変わった?
昔は「虫歯ができたら行く場所」だった歯科医院。
今は「将来の健康や発育のために、予防のために通う場所」へと変わってきました。
Konohaこどもの歯ならびクリニックでは、
「美しい歯並び=健康な育ち」の象徴として、
子どもたちのあごの発達や口の使い方からサポートしています。
歯ならびが気になるとき、それはお子さまの未来の健康を守るヒントになるかもしれません🪥✨
ご相談や矯正チェックは無料です。いつでもお気軽にご予約どうぞ!
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