こんにちは😌
Konohaこどもの歯ならびクリニック学研都市です。

「うちの子、いつも口が開いてるかも…」「寝ているとき、口で息してる」
そんなお悩みをもつ方も多いのですが、

実は呼吸の仕方が脳の働きや集中力、さらには子どもの発育にまで影響していることをご存じですか?

今回は、「口呼吸・鼻呼吸・脳の酸素供給」というテーマで、

子どもの成長と健康に大切な呼吸の秘密をお届けします。

 

なぜ口呼吸はよくないの?

私たちは無意識のうちに呼吸をしていますが、呼吸には

「口からする」口呼吸と「鼻からする」鼻呼吸があります。

 

口呼吸が問題と言われるのはどうして?

• 空気中のウイルスやほこりを鼻毛のフィルターを通さずに吸い込んでしまう
• 口の中が乾きやすく、虫歯や歯肉炎のリスクが上がる
• 口呼吸をしていると舌の位置が下がり顎骨の発育や歯ならびが悪くなる
• 背中が丸まり、姿勢の崩れにつながる

これらはすべて、子どもの成長期に深刻な影響を与える可能性があります。

 

鼻呼吸が脳に与えるプラスの影響

一方で、鼻呼吸は全身にとって非常に理想的な呼吸方法です。

鼻呼吸のメリット

• 鼻毛や粘膜で空気を浄化・加湿してから肺に届ける
• 一酸化窒素(NO)を生成し、血流や酸素の取り込みを助ける
• 舌の正しい位置を保ち、顎骨の成長を促す
• 脳への酸素供給が効率的になり、集中力や記憶力がアップ

特に注目したいのが、脳と酸素の関係です。

 

 

脳は酸素を大量に消費している!

人間の脳は、体重の約2%の重さしかありませんが、体全体で使われる酸素の約20%を消費しています。
つまり、呼吸が浅かったり、効率が悪かったりすると、脳が「酸欠」になりやすいのです。

酸素が足りないとどうなる?

• 頭がボーっとする
• 集中力が続かない
• イライラしやすい
• 学習効率の低下
•落ち着きがなくなる
•寝不足になる

 

これらは、口呼吸によって脳への酸素供給がうまくいかないことが原因かもしれないのです。

 

口呼吸を放っておくと怖いこと

最近では、子どもの約3~4人に1人が口呼吸をしているという報告もあります。

特に寝ているときの口呼吸は気づかれにくく、日常的に酸素供給が不足しているケースも。

口呼吸が続くと…
• 日中の眠気や注意散漫(日常から落ち着きがなくなる)
• 学力や体力の伸び悩み(酸素不足)
• 歯ならびの悪化や顔つきの変化(いわゆる“アデノイド顔貌”!)

などの影響が出てくる可能性があります。

 

 

いまからできる!鼻呼吸への切り替えトレーニング

家庭でも簡単に取り組める、鼻呼吸のための習慣をいくつかご紹介します。

• 寝る前にリラックスして鼻呼吸を30秒
• 食事中にしっかり噛む習慣をつける
• 姿勢を正す(背筋が丸まっていると口呼吸になりやすい)
• 口を閉じる意識(舌を上あごにピタッとつける)

当院では、小児矯正の一環として、もっと詳しく指導した正しい呼吸法のトレーニングも行っています。

 

呼吸は“見えない栄養”。成長期の今が大事!

呼吸は目に見えないけれど、私たちの身体と心をつくる大切な「栄養」のようなもの。

とくに成長期の子どもにとって、鼻呼吸は健康な脳と身体を育てるためのカギになります。

それは実は歯並びとも大いに関係があるのです。

「うちの子、大丈夫かな?」「口呼吸しているのかよく分からない」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

Konohaこどもの歯ならびクリニックでは、子どもの矯正の無料相談をしています。

お電話またはLINEからお気軽にお問い合わせください。

 

 

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