〜“噛む”って、生きていくためにこんなに大切〜

 

こんにちは、Konohaこどもの歯ならびクリニックです🌿

今日は少し視点を変えて、うさぎの歯についてフォーカスし、動物のかみ合わせと健康のつながりを深掘りしてみたいと思います!

実は、ウサギの歯にも「かみ合わせ」の悩みがあるのをご存じですか?

知られざる“うさぎの歯の世界”と、人間の歯との意外な共通点があるのです。

 

🦷ウサギの歯は、一生伸び続ける!

ウサギの前歯は、「常生歯(じょうせいし)」と言って

一生涯にわたって伸び続ける歯です。

 

🔍どんな風に伸びているの?

ウサギの歯は、根の部分(歯根)から毎月1〜2cmほど伸びるとされており、

放っておくと曲がって口の中を傷つけたり、外に突き出すこともあります。

特に前歯(切歯)は常にものをかじって削る必要があり、

草や木、専用のかじり木などを使って自然に調整されています。

 

🦴なぜそんな仕組みになっているの?

ウサギは自然界で、固い草・木の皮・根っこなどを毎日たくさん噛んで生活しています。

▪️磨耗(すり減る)に対応するために「一生伸びる歯」になった

▪️歯がすり減らない現代飼育環境だと、歯の病気になりやすい

という“進化と生活環境のギャップ”が起こっています。

 

つまり、本来なら、かたい草や木の枝をかじることで、自然に削れてちょうどよい長さを保っているのです。

ところが──

▪️食事の種類が偏っていたり

▪️ケージの中にかじる物がなかったり

▪️歯の生え方にズレがあったり

歯が削れずにどんどん伸びてしまいます。

 

伸びすぎた歯は、

▪️舌や頬の内側に突き刺さる

▪️口の中を傷つけて炎症が起きる

▪️食べるのが痛くてごはんが食べられない

▪️栄養が取れず、やせて衰弱してしまう

といった、深刻な健康トラブルにつながることがあります。

 

 

🛑放置すると命に関わることも

つまりウサギの歯が伸びすぎると…

☑️上下の歯がズレて「不正咬合」に(=人間でいうかみ合わせ不良)

☑️舌や頬の粘膜を傷つけて、痛み・出血

☑️食べられなくなり、栄養不良・衰弱・消化不良

☑️よだれ、膿、眼の腫れ(歯根炎による)

⚠️最悪の場合、命の危機にもつながります

動物病院では、「伸びすぎた前歯のカット」や「抜歯処置」が行われることもあります。

 

 

💡ウサギも“かみ合わせ”が命を守るカギ

「かむことで歯を整える」

「かむことで体調を維持する」

これって、実は私たち人間にも通じることなんです。

 

🧒人間の子どもたちも、「噛むことで育つ」

現代の子どもたちは、

  • やわらかい食べ物
  • 加工食品・レトルト・ふりかけごはん
  • 飲み物で流し込む食べ方

などによって、しっかり「噛む」機会が減っています。

 

その結果、

  • あごの骨が育たない
  • 歯が並ぶスペースが足りない
  • かみ合わせがずれてくる
  • 口呼吸・姿勢の崩れにもつながる

といった“人間版のかみ合わせトラブル”が起きているのです。

 

😌噛むことでリラックスもしている🎵

実はウサギは、ストレス解消のためにも“噛む”という行動を取ります。

人間と同じように、噛むことで

  • 神経が落ち着く(副交感神経が優位に)
  • 口の動きが整う
  • 落ち着いてリラックスできる

という効果もあると言われています。

 

つまり、「噛む=命と心を守る行動」なんですね🐰

ウサギは不安なとき、ストレスを感じたときでも、

「何かを噛んでいると落ち着く」という習性があるのです。

これは人間にも通じる話で、

しっかり噛むことでセロトニンという「安心ホルモン」が分泌されることがわかっています。

つまり、「噛む」は心にもいい影響があるんですね🌿

 

🪥「噛む力」を育てることは、将来の笑顔を守ること

ウサギのように“命に関わる”とまではいかなくても、

子どもたちの噛む力・かみ合わせは、将来の健康や生活の質に直結しています。

 

🧒人間の子どもたちにもつながる話

ウサギほど伸びないにしても、人間も「噛むこと」で

▪️あごの骨が育つ

▪️歯が正しく並ぶ

▪️呼吸・飲み込み・姿勢が整う

▪️脳に刺激が入り、集中力UP

▪️リラックスできる

など、全身に良い影響を与えています。

 

🪥“歯並び”の問題は、噛む力不足のサインかも

Konohaこどもの歯ならびクリニックでは、

✅ 見た目の歯ならびだけでなく

✅ 噛む力・舌の動き・あごの発育・呼吸・姿勢

までトータルにサポートする「育てる矯正」を行っています🦷✨

 

子どもたちのあごの発育や噛む力を「見た目」だけでなく「機能」から評価し、

「よく噛めていないかも」

「食べるのが遅い・早すぎる」

「口がいつも開いている」

「歯並びが気になる」

そんな時は、まず“噛むこと”に注目してみることが大切です。

 

 

ウサギの歯の話から見えてくるのは、

“噛む”という当たり前の行動が、実はとても大切だということ。

お子さんの「噛む力」、今こそ育てていきませんか?

お気軽にご相談ください😊相談は無料です🎵

お電話または公式LINEからご予約ください^^

 

▪️福岡市の小児矯正専門クリニック(マウスピースと口筋トレーニング)

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